Alfa Romeo MiTo 試乗
ディーラーを訪れる前にスタッフの人に、MiToの試乗って出来たりしないか、電話で訊いてみると、ちょうど試乗車があるので用意しておくと言ってくれた。
という事で、この日は8C眺めまわしついでに、日本では発売前のMiToにも試乗。
日本に入ってくるMiToは今のところ1.4LターボのMTのみ。
なので、用意されたMiToも赤いボディのMT。
ボンネットにはヘビ、ボディサイドにはいかにも試乗車なステッカーが貼られている。
比べる相手が8Cになっちゃうのはちょっと可哀想なMiToだけど、これはこれでスタイルはかなり良い。
雑誌やWebなんかで、写真より実車の方が全然良いと、散々目にしていたけれど、その情報は確かだった。
初めて見るホンモノのMiToはかなり走りそうな雰囲気。
キーを受け取ると、最近のアルファで続いていた四角い物ではなく、折りたたみ式ではあるものの、普通のキー。
なので、エンジンスタートはプッシュボタンでは無く、普通にキーを差し込んで回す方式。
まぁ、比較的コンパクトなクルマだし、FIATとの共用の事なんかもあるんだろう。
内装の質感は高級感があるとは言えないけれど、その気にさせてくれる雰囲気は十分。
8Cを見た後なので、内装はキッチリそのイメージを活かしてるのがよくわかる。
ただ、8Cではホンモノのカーボンだけど、MiToはカーボン風。
スポーツカーとしては比較的ストロークの長いシフトレバーを1速に放り込んだらクラッチミート。
久しぶりのマニュアル車だけど、特に気難しいところは無し。
ウィンカーを出す感じが、147とは違って、結構最近のFIATっぽい感触だなと思った以外は走りだしで気になるところも特に無し。
この日は生憎の雨だったけれど、走りはホントに楽しい。
147より排気量は小さいけれど、ターボと車重の軽さのおかげでかなり速い。
MiToの売りの1つ、"Alfa Romeo D.N.Aシステム"。
最初はやっぱり"N(ノーマル)"レンジで走り始め、途中で"D(ダイナミック)"へ。
Nの時はNの時で十分な動力性能だけど、Dはさすがアルファ、これがかなり熱い。
メーターパネルのモニターにブースト圧が表示されるようになる演出なんかもあるんだけど、とにかく走りにダイレクト感が増すし、VDCのセッティングもかなり変わる(これは普通の試乗コースじゃ試せないけれど、多少のテールスライドぐらいは許容されるようになっちゃう)らしい。
所々でアクセルは全開にさせてもらったりしたけれど、ホント走りが元気。
試乗コースが短すぎると感じるぐらい、ずっと乗ってたいと思わせてくれるクルマだった。
MiTo、出来る事ならもっと長く、それもワイディングかサーキットで乗ってみたいクルマ。
ブレーキのタッチも申し分無かったし、ちょっと速めのペースで走れる環境があったらさらに楽しいだろうなぁ。
また機会があればもう一度乗らせてもらおう。
まずはMTだけなので、日本ではセミATが出るまで売れ行きは厳しいかもしれないけれど、予約もちゃんと入っているそう。
これでデュアルクラッチのセミATが追加されたりしたら、かなり売れてもおかしくない出来。
個人的にはコンパクトなスポーツハッチだし、MTで乗るのが良さそうなクルマだとは思うけれど。

コメントする