FIAT 500 2日間試乗モニター "LOVE DRIVING CAMPAIGN" 2日目
"FIAT 500 LOVE DRIVING CAMPAIGN"でチンクェチェントを借りてきて2日目。
1日目は雨に降られてしまい、500で楽しく走るにはちょっと残念な感じだったけれど、2日目のこの日はホントに良い天気。
という事で、少し早起きして、朝からワインディングへ。
コンパクトなチンクは、決して速くはないんだけど、狭い道でも走りやすい。
1.2Lでたった69psの出力しかないので、上り坂ではさすがにパワーの無さは感じるんだけど、それが逆に使い切る感じにつながっていて、なかなか楽しい。
レッドゾーンは6000回転から。
アルファのツインスパークのように、ドラマティックに回るエンジンじゃないけれど、高回転を保って走らせるのがまた楽しい。
ちょっと速めのスピードでコーナーに入ると、結構大きめにロールはするんだけど、ロールしながらもしっかり踏ん張る感じはあり。
車体自体の背の高さや、着座位置の高さがロールを大きく感じる要因になってるところはあるかもしれない。
減速しながらコーナーに入っていくときの、デュアロジックのシフトダウンはやっぱり気持ち良いけれど、これはさすがにアルファのセレスピードの方がブリッピングの演出も派手だし、楽しいかな。
ちなみに、シートのホールド感はそんなに良くない。
まぁ、そんなに本気で走るようなクルマじゃないので、これで十分な感じ。
とにかく、それなりに元気に走らせると、イタリアのコンパクトカーらしく、走る楽しさはしっかり味わえる。
ただ、あくまで、良く出来たコンパクトカーなりの走行性能なので、もっと速く走りたいという人はやっぱりアバルトを選ぶ方が良さそう。
全長とホイールベースが短い割に、高速域でも結構安定していたのは意外というか、ちょっと嬉しいところ。
さらにこの日は、FIAT 500でIKEAまで買物に行ってみた。
チンクェチェントの使い方としては、ワインディングを走らせるより、お買い物車というのが本来の使い道のハズ。
大阪の市街地を抜けてIKEA鶴浜へ行ったんだけど、新御堂筋の速いペースでの巡航も、混んだ市街地でのゴチャゴチャした走行も、期待通り楽にこなしてくれた。
駐車場での車庫入れも、普段小回りの利かない147に乗っているから余計に感じるんだろうけれど、チンクは物凄く楽。
駐車する時は、「どこまで下がれるの?」って思うぐらい後が短い。
小回りが利くって良いなぁ。
そして、肝心の荷物を積む上での使い勝手。
荷室自体は広いんだけど、リアハッチの傾斜が大きいのと、リアシートの傾斜に挟まれて、高さ方向に思ったより余裕が無い。
今回、IKEAで家具は買わなかったけれど、細々した小物と、観葉植物のオリーブを購入。
そこで、後に荷物を積んでみたところ、高さのあるオリーブの木がハッチに当たってしまう。
という事で、5:5分割可倒式リアシートの機能を活用。
リアシートを前に倒して、荷室の奥の方に積む事で解決。
リアシートを倒す事で、かなりの容量の荷物が積めるけれど、4人乗って買物に行くときなんかはちょっと注意かな。
トランクだけだと思ったより大きいものは積めない感じ。
勿体無いのは、リアハッチを閉める時に、とても安っぽい音がしちゃうところ。
ハッチに付いてるナンバープレートが、バタバタと動いて音を出しているみたいなんだけど、ドアは物凄く高級感がある閉まり方なだけに、ちょっと残念。
リアシートの分割可倒の事を書いたついでに、リアシートの座り心地も。
見た目より真っ当なシートで、思ったより広いけれど、大人の男が座ると、さすがに頭が天井に、膝が前席のシートバックに当たる。
普通に問題無く使えるけれど、ずっとこのシートに座らされるのはちょっとツラいかな。
あと、ウレタンの塊みたいなヘッドレストはちょっと硬すぎ・・・。
IKEAから帰ってきたら、少し近所を走り回ってディーラーに返却。
借りていた間の走行距離は200kmちょっと、その間の平均燃費は12km/L程だった。
ワインディングでレッドゾーンまで回したり、渋滞の中トロトロ走ったりもした上での12km/Lだったら、燃費も上々。
普通に使えばもっと伸びると思う。
返すとなると、ちょっと名残惜しいな、500。
もう1台クルマを持てるんだったら、ホントにセカンドカーに欲しい。

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